先日、
ローリング・ストーンズのライブ盤『
ラヴ・ユー・ライヴ』をご紹介しましたが、ストーンズの定番ライヴ盤をもう一枚ご紹介!『
ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト!('
GET YER YA-YA'S OUT!' The Rolling Stones in concert)』。ストーンズ最盛期の『
ベガーズ・バンケット』『
レット・イット・ブリード』の頃のライヴ音源。このライヴ盤は楽譜(バンドスコア)も出ていて、僕もバンドをやっていたころにほとんどの曲をやりました(笑)。演奏が素晴らしい・楽しいというだけではなく、バンドでコピーをやる時にもいろいろと勉強になる一枚です!

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Get Yer Ya-Ya's Out!
ストーンズのトレードマークとも言えるリフと「ワッチャ!(watch out?)」というミック・ジャガーの叫びで始まる「
ジャンピン・ジャック・フラッシュ」がいきなりかっこいい。
ミック・ジャガーのボーカルも
ビル・ワイマンのベースも熱い。次の「
キャロル」はチャック・ベリーのロックン・ロールのカバー。「
ストレイ・キャット・ブルース」は独特のねばっこさのあるナンバー。
ミック・テイラーのギター・ソロが素晴らしい味を放出する。また、13歳の女の子とのできごとを歌うきわどい歌詞と、ミック・ジャガーのボーカルの独特の途切れ方も面白い。
チャーリー・ワッツのドラムが2回ほど妙なねじれ方をするのはご愛嬌。この曲のサウンドのルーツは
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「ヘロイン」なのだそうだが・・・あまり似ていない。ブルースのトラディショナル「
Love in vain(むなしき愛)」では、汽車の音をモチーフにスタートする
ミック・テイラーのスライド・ギターが素晴らしい。「
ミッドナイト・ランブラー」では、中盤でテンポが速くなるあたりからどんどん曲が展開していくところに興奮する。
ミック・ジャガーのブルース・ハープもかっこよく空を切る。
そして「
ミック・ジャガー=悪魔」というイメージを強く印象づける「
悪魔を憐れむ歌」。
キース・リチャーズの少し不器用な感じのギター・ソロも味があるし、ミック・テイラーの雄弁なギター・ソロもかっこいい。「
リヴ・ウィズ・ミー」はビル・ワイマンとキース・リチャーズのリフによるパワフルなロック・ナンバー。ミック・テイラーのリズムの切り方がちょっと変わっていておもしろい。「
ホンキー・トンク・ウィメン」は、粘っこいのりといやらしい雰囲気がなんともいえないストーンズの代表曲。ラストの「
ストリート・ファイティング・マン」は、たたみかけるような強烈なギター・リフが印象的なロック・ナンバー(何回たたみかけるか、コピーする時には何度か間違えた…)。ギター・リフ、ミックの歌など、バンド・サウンド全体が扇動的な雰囲気を持っていて、興奮させられる。
ちなみに、このアルバムのジャケットもおもしろい。
チャーリー・ワッツが胸に胸の写真のあるTシャツを着て、ロバの横で陽気に飛びはねている、というもの。かなりチャーリーらしくないところがいい。
「悪魔を憐れむ歌」「ミッドナイト・ランブラー」はアルバム『
ベガーズ・バンケット』『
レット・イット・ブリード』のオリジナル・バージョンもかっこいい。『レット・イット・ブリード』には「
ギミー・シェルター」という名曲も入っている。