2006年09月13日

コンサート会場座席表@ビリー・ジョエル&クラプトン

ビリー・ジョエルエリック・クラプトンのコンサート・チケット、入手された方も多いことと思います。チケットが入手できたら座席の位置が気になるもの・・。というわけで、各コンサート会場の座席表の情報です。

【注意!】これは「よくある座席表パターン」です。実際の座席位置とは異なる場合があります

まずは、ビリージョエルのコンサート会場情報から。

東京ドームのアリーナ座席表
東京ドームのスタンド座席表
札幌ドームの座席表
京セラドーム大阪の座席表
福岡Yahoo! JAPANドームの座席表
ナゴヤドームの座席表←B'zのコンサートのものですが、アリーナの列番号など参考にはなるかと。
(ステージはおそらくすべて外野側です)

次に、エリック・クラプトンのコンサート会場情報です。

大阪城ホールの座席表
日本武道館の座席表
さいたまスーパーアリーナの座席表
名古屋レインボーホール(現・ガイシホール)の座席表
札幌ドームの座席表

その他、全国のコンサート会場の座席情報サイトはこちら。会場の地図もあります。

banner_04.gif←ご協力、お願いします!



TOKYOコンサートホール・ガイド

*(9月26日追記)ビリージョエル札幌ドームのアリーナ席の情報を更新しました。情報を教えてくださったHIKISHIOさん、どうもありがとうございました!

2006年08月21日

生姜まみれの素人ピアノ

そろそろ夏休みも終わりに近づいてきました。と言っても、もともと僕には「夏休み」は無かったのだけれど・・。今年の夏は「お祭り」に行く機会が無かったので、夏っぽい雰囲気をあまり味わえませんでした。

でも、こないだ久しぶりに「ひやしあめ」を飲みました。しょうがが効いててのど越し涼やか。とてもおいしかったです。昔のお祭りの気分を少し思い出しました。
ひやしあめ

僕は「しょうが」が好きです。冬にはしょうが湯を愛飲します。不思議なもので、ひやしあめは水以上に冷たく感じるのに、しょうが湯はどろっとしていて白湯を飲む以上に温まります。
今岡 しょうが湯(ビタミンC入) 25g*6袋

それから「生姜糖」。生姜の砂糖漬けです。これ、なかなか刺激が強いのでたくさん食べることはできないのだけど、好きです。
★卸売り価格でご提供★ 昔懐かし 生姜糖《400g》

それから「柴舟」という煎餅を皆さんご存知でしょうか。生姜の入った砂糖がまぶされた煎餅で、金沢の柴舟小出というお店のものが素晴らしくおいしいです。煎餅界では圧倒的な存在です。
柴舟小出 夏もよう←柴舟の入った詰め合わせ

金沢は和菓子が本当においしい所です。和三盆を使った「落雁」、甘くて、美しくて、うっとりします。そう、僕は強度の甘党です。
 古都金沢百万石の風情 名店落雁諸江屋の 落雁詰め合わせ 「今昔(いにしえ)」

ところがなんと、豚肉のしょうが焼きだって好きなのです。
【無添加】豚の生姜焼き×3パック

でも、ジンジャーエールはあまり飲まないな・・。
カナダドライ・ジンジャーエール 1500ml 8本入り 1ケース

でも、モスコミュールは好きです。ただし、ジンジャーエールではなくジンジャービアを使った「本当のモスコミュール」は飲んだこと無いです。
アサヒカクテルパートナー ドライ モスコミュール350缶←モスコミュール  パノコ・ジンジャービア・缶(355ml)←ジンジャービア

ちなみに、ビリー・ジョエルの初期のアルバム『ストリートライフ・セレナーデ』に「ルートビア・ラグ」という曲があります。僕はこのルートビアをいつか飲んでみたいと思っていたのですが、調べてみると、実はこれはノンアルコール飲料で、しかもかなり癖のある一品のようです。
A&Wルートビア(缶)355ml←ルートビア

ルート・ビア・ラグ」って、ピアノで弾きたくなる曲なんですよね。すごく難しいですが。YouTubeでも、この曲の「ねこ踏んじゃった」的な早弾きを披露している人がいますが、僕はこの人のたどたどしい演奏が好き・・。楽譜をめくる時の演奏のとどこおり方もおもしろい(笑)。

ルート・ビア・ラグ@素人のライブ映像

ビリー・ジョエル/ストリートライフ・セレナーデ←ビリー・ジョエル『ストリートライフ・セレナーデ』
ラベル:YouTube 動画

2006年07月26日

ビリー・ジョエル@素顔のままで

ビリージョエルの東京公演・大阪公演のチケット先行予約、始まりましたね。みなさんはもう、チケットをゲットされましたか?

さて、ビリー・ジョエルは現在、ヨーロッパ・ツアー中です。アメリカ・ツアーの時から「ちょっと意表をつく選曲」に注目してきました。ヨーロッパ・ツアーは、やや選曲が固定してきたかなという印象もありますが、それでもグッとくる選曲は健在です。

なかでも注目は、なんと「Just the Way You Are(素顔のままで)」を頻繁に演奏していること!この曲は、ビリー・ジョエルの曲の中でも最も人気の高い曲の一つですが、昔の奥さん(エリザベス)の誕生日のプレゼントに贈った曲であるためか、あまり演奏されることがなくなっていた曲です。日本公演でもやってくれるかもしれません。

YouTube 「素顔のままで」(日本語歌詞字幕付)

昔のライブ映像(無料視聴)です!リッチー・カナータ、リバティ・デヴィートも若い!

素顔のままで←英語歌詞はこちら。「今の君の、ありのままが好きだ」というストレートなラブ・ソング。「今のままの君で、変わらないでいて欲しい」という歌詞は、年齢を重ね、離婚も経験したアーティストにとっては歌いにくかったのかも・・。

さて、ヨーロッパ・ツアーに話を戻します。さらに注目は「オネスティ」「Uptown Girl(アップタウン・ガール)」「Leningrad(レニングラード)」も頻繁に演奏していることです。さらに、「She's Got a Way(from 『コールド・スプリング・ハーバー』)」が演奏されている日もあります!先日ビデオをご紹介した「Highway To Hell」も定番曲になってます(笑)。いろんな意味でコンサートが楽しみですね。

【 レコード・LP盤 】 (中古) ビリー・ジョエル/ストレンジャー【CD】ビリー・ジョエル/ストレンジャー<2006/4/19>

「素顔のままで」収録アルバム『ストレンジャー』。『ニューヨーク52番街』と並ぶ名盤です!(左は中古レコード)
The Stranger←試聴はこちらから

2006年07月14日

ビリージョエル来日コンサート・ツアー、チケット情報!

とうとう出ました、ビリー・ジョエル2006年来日コンサート・ツアーの情報+チケット情報です!!1998年にエルトン・ジョンと二人で来日公演をして以来、8年ぶりの来日!ビリージョエル単独の日本公演としては、なんと11年ぶり!!

昨年末から、『マイ・ライヴ』発売、全米ツアー開始、『12ガーデンズ・ライブ』発売、ヨーロッパ・ツアー開始、ブロードウェイ・ミュージカル『ムーヴィン・アウト』の来日公演と、ビリー・ジョエルのニュースがバシバシ入ってくる中で大いにビリー・ジョエル熱が再燃していた今日この頃でしたが、とうとう待ちに待った情報が入ってきました!

コンサート・ツアーは今年の冬、全国5大ドームで行われる予定だそうです。五大ドームとは、札幌ドーム・東京ドーム・ナゴヤドーム・大阪ドーム・福岡ドーム(福岡Yahoo! JAPANドーム)の5つ。これまでにない大規模な来日公演となりそうです。

しかし、誰が言い始めたのかわかりませんが「今回がビリー・ジョエル最後のツアー」とも噂されるため、アメリカでもヨーロッパでも、ものすごいチケット争奪戦となっているようです。日本でもチケット争奪戦は大変なことになるかも・・・。チケット、取れるかな・・・。

コンサートの座席表一般的な座席位置情報はこちらへどうぞ

(以下、7月18日追記)
チケット販売に関する情報がウドー音楽事務所から出ました!東京公演と大阪公演は、インターネット上でのチケット先行予約受付が7月26日から始まるので要チェックです!!→こちらをちぇっく!!(http://www.udo.co.jp/artist/BillyJoel/

なお、詳しい日程、開演時間もわかりました!(平日が多いですね・・)
11/28(火) 東京ドーム 午後7時開演
11/30(木) 東京ドーム 午後7時開演
12/3(日) 札幌ドーム 午後6時開演
12/6(水) 京セラドーム大阪 午後7時開演
12/9(土) 福岡Yahoo! JAPANドーム 午後6時開演
12/12(火) ナゴヤドーム 午後7時開演


チケット料金も決まりました。【S席10500円 A席9450円(座席指定/税込)】まぁ、無難なところでおさまりました。

(以下、7月25日追記)
ビリージョエル来日コンサートのチケット先行予約(東京公演と大阪公演)が明日26日11:00AMから始まります(要・無料会員登録)。ウドー音楽事務所ページへGo!
さらに、チケットぴあでもチケット先行販売(プレリザーブ)が始まります(要・無料会員登録)。東京公演は7月28日6:00PMから、大阪公演は7月29日0:00AMから!
札幌公演の電話問い合わせ先が、UDOのページに追記されました。

(以下、7月29日追記)
おや!名古屋公演のチケット先行予約も昨日から始まってました。急でしたねぇ・・。名古屋狙いの方はウドーのページへ!

チケットぴあの方は「東京公演プレミアム先行(8月3日〜)」「福岡公演チケット先行販売(8月2日〜)」なども予定されてます。発売直前に情報がどんどん変更・追加されているので、最新の情報は直接サイトをご確認ください。→チケットぴあ
プレミアム先行ですが、ぴあの会員限定の先行販売ということで、「特別席」が取れるというわけではないようです・・)

(以下、8月8日追記)
札幌公演、福岡公演のチケットのインターネット先行予約受付も決まりました。札幌、福岡それぞれ8/10(木)11:00、8/11(金)11:00にスタートだそうです(が、変更される可能性もあるので、こまめにウドーのページをチェックした方がいいでしょう)。

12 Gardens Liveマイ・ライヴ

2006年06月21日

ビリー・ジョエル「オネスティ」/日本で人気の曲

ビリー・ジョエルの記事が続いたので、ビリー・ジョエルを続けます。アクセス解析によると、このブログに「オネスティ 試聴」「honesty 試聴」というような検索でいらっしゃる方が時々おられます。日本では圧倒的な人気を誇る名曲だけに、検索される方も多いようです。というわけで、今日は「オネスティ」の音源を捜してきました。
↓↓↓
「オネスティ」のプロモーション・ビデオです!

画像と歌が微妙にずれてますが・・・(笑)、「試聴」ではなく「全曲フル視聴」が可能です。どうぞお楽しみください(映像も合わせて見ると、ますますかっこいいー)。ちなみに、ビリー・ジョエルの頭がでかいです。ベースのダグ・ステグマイヤーも無茶苦茶かっこいいー。ドラムのリバティ・デビートも若い!
ビリー・ジョエル/ニューヨーク52番街【 レコード・LP盤 】 (中古) ビリー・ジョエル/ニューユーク52番街
↑「honesty」オリジナルは『ニューヨーク52番街』収録!(右は中古LP)

ところで、当ブログでも大推薦しているビリー・ジョエルの新作ライブ盤『12 gardens live』には、「オネスティ」は入っていません。これを惜しむ声も聞かれますが、全米ツアーでは「オネスティ」の演奏回数がそもそも少なく、良い音源が無かったのだと思います。日本ほどには「圧倒的な人気」ではないようです・・(ヒットはしてますがベスト10まではいってません)。ビリーの来日公演が実現すれば必ず素晴らしい演奏を聞かせてくれるはず・・・。

ちなみに、「ストレンジャー」が特別に人気なのも日本だけのようです(アルバム『ストレンジャー』では無くて、曲の方)。「ストレンジャー」はアメリカではシングル・カットもされてませんが、だからかもしれません。こういうのって時々あるみたいですね。そういえば、エルトン・ジョンの「イエス・イッツ・ミー」も日本だけで特別に人気なのだそうです。

2006年06月19日

ビリー・ジョエル、『12 GARDENS LIVE』アウトテイク映像集!

昨日ご紹介したビリー・ジョエルのライブ盤『12 GARDENS LIVE』。この作品は、ちょっと意表をつく選曲が魅力の一つだということを前に書きましたが、残念ながら選曲から外れた曲もあります。

・・・というわけで、音質・画質はあまり良くないのですが(カメラの手振れが揺れすぎなものも・・)、選曲からは外れたけれどGOODなコンサート映像(無料視聴)を YouTube から集めてみました!!

Summer Highland Falls(夏、ハイランドフォールズにて)←とても美しい演奏です。後奏でマーク・リベラがサックス・ソロを少し吹いているのもいい感じ。
【CD】ビリー・ジョエル/ニューヨーク物語<2006/4/19>←オリジナルは『ニューヨーク物語』収録

You're my Home(僕の故郷)←オリジナルはギター・バッキングでしたが、なんとピアノ・バージョンです!これは音質もかなりいいです。
ビリー・ジョエル/ピアノ・マン←オリジナルは『ピアノ・マン』収録

Sometimes a Fantasyテレフォン・セックスの歌(?)です。過激・・。
【Rock/Pops:ヒ】ビリー・ジョエルBilly Joel / Glass Houses(CD) (Aポイント付)←オリジナルは『グラスハウス』収録

Highway to Hell(AC/DCの曲)←なんじゃこれは・・!?ビリー・ジョエルがこれをやるというのはほとんどお遊びですね。ボーカルを歌っているのは「Chainsaw」というおじさん。ビリー・ジョエルのツアー・スタッフだそうです(笑)。ビリーはギターを弾いてます(ビリーにとっては休憩時間?)。


And So it Goes(そして今は・・・)←これは『12 Gardens Live』に収録されてますが、あまりに素晴らしいので紹介しちゃいます!オリジナルと微妙に歌い回しが変わっているところがなんとも気持ちいい!!
12 Gardens Live

2006年06月18日

ビリー・ジョエル『12 Gardens Live』に興奮

ビリー・ジョエル『12 Gardens Live』を聴いた。いやはや・・・まったく、驚いてしまった。ビリー・ジョエル、衰えていないどころか、前よりすごくなっている・・。さすがに1980年前後の全盛期にはかなわないだろうが、80年代後半以降のライブの中では最高レベルの素晴らしい内容だ。

自分の好きなアーティストの衰えを感じさせる音源ほど、聴いていてつらいものはない。正直言って、今回の作品はそういう心配を少し抱きながら聞いた。しかし・・・そのような心配はまったく不要だった。YouTubeで見られる最近のコンサート映像では「かなり動きは減ったなぁ」というビジュアル面の印象も強かったが、レコードで聴く音は素晴らしいの一言。
12 Gardens Live←←
『12 Gardens Live』発売前に書いた記事でも触れたが、この新作ライブ盤は、少しマニアックな選曲がおもしろい。ビリー・ジョエルのライブ音源をすでに持っている長年のファンにとっても楽しめる内容だ。中でも僕が大感動したのが「ナイト・イズ・スティル・ヤング」。クリスタル・タリフェロとのデュエットだが、これが滅茶苦茶に渋いのだ!サビでビリーの歌声がぐわーんと伸びて空間が広がるあたりは、もう感動で涙がこみあげてくるほど・・。最初から最後まで、鳥肌がたちっぱなしだった。それから「ザンジバル」も素晴らしくかっこいい!トランペット、ベース、ドラムの白熱のソロ・セッションにも興奮する。「エンタテイナー」はギター中心のシンプルな演奏がだんだんと盛り上がっていくのがとても気持ちいい。「グレート・ウォール・オブ・チャイナ」「シーズ・ライト・オン・タイム」「ローラ」「キーピン・ザ・フェイス」も楽しい。

すでにライブで聴きなれている定番曲も、どれも素晴らしかった。ビリー自身、かなり意識して演奏を一味違ったものにしようとしたようである。ニューヨークでのコンサートということもあるが「ニューヨークの想い」は最高に気合が入った名演だ。サックスは、最盛期のビリージョエル・バンドで活躍したリッチー・カナータ。「マイ・ライフ」「マイアミ2017」といった曲にも、マンネリ感などはまったく無く、ただただ気持ちいい。「シーズ・オールウェイズ・ア・ウーマン」では聴衆が一緒に合唱していて、会場の興奮が伝わってくる。2枚目後半、コンサートのクライマックスの盛り上がり方もすごい。「ハートにファイア」「ビッグ・ショット」「ガラスのニューヨーク」「若死にするのは善人だけ」「イタリアンレストランにて」あたりは本当に驚くほどパワフルだ。「ビッグ・ショット」なんか、もうどこからこんなパワーが出てくるのかと思うくらい、イカレテイル。最後、「ピアノマン」では感動的な大合唱になる。そして、さらにアンコールという形で「そして今は・・・」が続く。ビリー・ジョエルのキャリア後半の曲の中で最も美しい曲の、最も美しい演奏で幕がおろされる。

それから、シークレット・トラックがまた素晴らしい!ネット上では、「二人だけのルーム」と「ロックンロールが最高さ」が日本盤のみのボーナス・トラックとして収録されるという情報が流れていたが、実際には日本盤にもジャケットに表記は無く、シークレット・トラックという扱いだ(アメリカ盤にも収録されているようだ)。「二人だけのルーム」はアルバム『ナイロン・カーテン』の中ではやや目立たない曲という認識だったが、今回のライブ音源で印象が変わった。最高に熱の入ったのりのりの演奏で嬉しくなる。「ロックンロールが最高さ」はライブで定番の曲だが、このCDの音源はベスト・パフォーマンスだ。ビリーの歌声も演奏もとても気持ちよく弾んでいる。

ビリー・ザ・ライヴ〜ミレニアム・コンサート』の発売時にも、90年代のビリーのライブの中では最高だなぁと驚いたのだが、『12ガーデンズ・ライブ』の盛り上がりはそれを越えている。最近のビリー・ジョエルのこの勢いが、新作製作にも向かうことを期待したくなる・・(「もうポップスは作らない」という宣言を撤回して・・)。

2006年05月23日

ビリー・ジョエル、新作ライブ盤『12 GARDENS LIVE』!!

昨年『マイライヴ』が発売されたあと、全米ツアーが大好評のビリー・ジョエルですが、今度はマジソン・スクウェア・ガーデン(MSG)でのライブ音源が発売されるそうです!ブルース・スプリングスティーンの「MSG10公演連続ソールドアウト」記録を一気に2つも更新し、「MSG12公演連続ソールドアウト」記録を達成した Billy Joel。まさにその興奮がつまっているであろうライブ盤です!その名も「12GARDENS LIVE」!!→追記6月18日:『12 GARDENS LIVE』レビュー!
【再来週以降発売】【Rock/Pops:ヒ】ビリー・ジョエルBilly Joel / 12 Gardens Live (CD) (A...(発売は6月半ばの予定)
アメリカ・ツアーの演奏曲目がおもしろいぞ、ということは前にも書きましたが、このライブ盤もそれを反映するような内容です。曲目はこんなかんじ。
≪ディスク1≫
01. Angry Young man
02. My Life
03. Everybody Loves You Now
04. Ballad of Billy the Kid
05. The Entertainer
06. Vienna
07. New York State of Mind
08. The Night is Still young
09. Zanzibar
10. Miami 2017
11. The Great Wall of China
12. Allentown
13. She's Right on Time
14. Don't Ask Me Why
15. Laura
16. A Room Of Our Own(日本盤のみのボーナス・トラック)
 
≪ディスク2≫
01. Goodnight Saigon
02. Movin' Out
03. An Innocent man
04. The Downeaster “Alexa”
05. She's Always a Woman
06. Keeping the Faith
07. River of Dreams
08. A Matter of Trust
09. We Didn't Start the Fire
10. Big Shot
11. You May Be Right
12. Only the Good Die Young
13. Scenes From an Italian Restaurant
14. Piano Man
15. And So it Goes
16. It's Still Rock And Roll To Me(日本盤のみのボーナス・トラック)

日本盤には、ビリー・ジョエルのオフィシャル・フォトグラファーである阿久津知宏氏、音楽評論家の鈴木道子氏のライナーノーツがつくらしいです。

コアなファンとしては、「All for Leyna」「Sleeping with the Television On」「Famous Last Words」や「You're My Home(ピアノ・バージョン)」も入れてほしかった・・・と思う部分はありますが、全体的にはバランスの取れた選曲と言っていいでしょう。『ビリー・ザ・ライブ〜ミレニアム・コンサート』と曲目の重なる部分もありますが、曲数も多くなって、ビリー・ジョエルの代表曲をほとんど網羅しています。しかも、「隠れた名曲」系の、「ザンジバル」「ローラ」「シーズ・ライト・オン・タイム」「グレート・ウォール・オブ・チャイナ」などが嬉しい!!日本盤のボーナス・トラック「A Room Of Our Own」の超マニアックさにもびっくり。「ナイト・イズ・スティル・ヤング」などは、ライヴでやるのは初めてなんじゃないかな?「And so it goes(そして今は・・・)」のライブ音源も、僕は初めてです!

ビリー・ジョエルはアメリカ・ツアーを無事終了し、次はヨーロッパ・ツアーが決まっているようです。ブロードウェイ・ミュージカル『ムーヴィン・アウト』も7月に来日します。こちらは、セリフが無くって、ビリー・ジョエルの歌とダンスだけで構成されているとか(ビリーが踊っているわけではありません)。さて、いよいよ日本へは来てくれるのでしょうか??

2006年04月24日

ビリー・ジョエルが変になったみたい

前回「グッドナイト・サイゴン」について書いた続きで、アルバム『ナイロン・カーテン』のご紹介。『ナイロン・カーテン』は、ポップ・シンガー、ビリー・ジョエルが「社会問題」を扱っちゃったアルバムとして知られる。しかし、実際には社会問題を扱っているのは2曲だけだ(「グッドナイト・サイゴン」と「アレンタウン」)。僕の考えでは、このアルバムの特徴は「社会問題を扱っている」ということではなくて「一風変わった曲が多い」ということだと思う。ビリー・ジョエルの作品の中ではかなりの異色作だ。

The Nylon Curtain←こちらで試聴可能!
『ナイロン・カーテン』ビデオ視聴!←こちらにビデオがあります。

この作品は実は、ビリー・ジョエルのファンの間でも意外と評判がよくないのである。人気が低い理由はおそらく、この作品には「聞いて楽しいポップ・ソング」が少ないということだろう。しかし僕は、この作品がかなり好きだ。ひねりの入った刺激的な楽曲がこの作品の魅力だと思っている。ビリー・ジョエルはこの『ナイロン・カーテン』の次に、聞いて楽しい極上ポップ・アルバム『イノセント・マン』を作っている。僕も昔は『イノセント・マン』が大好きで聞きまくっていたのだが、あまりのストレートさに少し飽きてしまったのか、最近はあまり聴かなくなった。一方、『ナイロン・カーテン』の方は何度聞いても飽きない深みを持っていて、今でもよく聴きたくなる。

不況に苦しむ鉄鋼工場の街を描いた「アレンタウン」は、内容にもかかわらずおもしろい曲だ。工場の音を模倣したような妙な掛け声が楽しい。ビリー・ジョエルの曲には英語の発音がおもしろいものも多いが、こういう音遊びのセンスは抜群だと思う。サイケデリック時代のビートルズに似た雰囲気を持つ「ローラ」は、ビリーのポップ・センスとちょっぴり病的なメロディがいい感じにブレンドされている。「プレッシャー」はビリー・ジョエルの楽曲の中ではかなり浮いている曲だ。ビデオ・クリップも変だった。意味不明の現象が次々に起こる中でもがき苦しむという不思議なビデオだ。「シーズ・ライト・オン・タイム」は、なかなかに複雑なコード進行を持つひねりの効いたポップ・ソング。寒い冬に暖かい灯をともしてくれるといった感じの曲で、クリスマスになると僕は毎年この曲を聴いてしまう。「ふたりだけのルーム」には、少しビートルズの「アイ・アム・ザ・ウォーラス」を意識しているような部分がある。

そして、このアルバムの色をもっとも強くあらわしているのが「サプライズ」だ。レディオヘッドの「ノー・サプライゼス」とも少し印象が重なるのだが、何か取り返しのつかないことを「大丈夫、たいしたことはないんだ」と繰り返し思い込もうとしているような、どことなく恐ろしい不思議な雰囲気を持つ曲だ。その次の「スカンジナヴィアン・スカイ」も不思議な曲だ。空港のサウンド・エフェクトが「海外の空港での孤独感と緊張感」を想起させる。そして、不穏なピアノの連打、らせん状に下降していくストリングス、頭の中をかき乱すようなサビのドラム。これは危険な曲だ。一方で商業的なポップ・ソングを作りながら、このような危険な曲を作ってしまうところに、ビリー・ジョエルの奥の深さを感じる。最後の「オーケストラは何処へ?」も、ビリー・ジョエルには珍しく、どうしようもない孤独感を感じさせる一曲だ。

ちょうどこの作品の後にビリー・ジョエルは離婚をするのだが、おそらくこの頃のビリーは心の中に不安定なものを持っていて、それを表現せずにはいられなかったのだろう。ビリーが自分の精神的な弱さも含めて自己表現をしたデビュー作『コールド・スプリング・ハーバー』と合わせて、ビリー・ジョエルを知りたい人にはとくにお薦めしたい一枚だ。

2006年04月23日

ビリー・ジョエルの反戦歌

ビリー・ジョエルは「社会派」のアーティストではない。社会的・政治的なメッセージ性を持つ曲をビリー・ジョエルはほとんど作っていない。そんなビリー・ジョエルが唯一「真正面」から社会問題をあつかった曲が「グッドナイト・サイゴン」だ。ベトナム戦争の兵士を描いた反戦歌である。(アルバム『ナイロン・カーテン』収録)


この曲のスタンスは、戦場の兵士の立場を歌うということ。「戦争の大義名分として言われる善や悪なんて、兵士にとっては意味が無い。戦闘中の兵士にそんなことを意識する余裕はないのだ」。これが最も強いメッセージだ。言ってしまえば当たり前のことなのだけど、このメッセージはあらゆる戦争に今でもそのまま通じる。

ブッシュ大統領がいくら戦争の正当性を主張しても、それで戦場の兵士が救われることは無い。兵士たちはただ「必死に作戦を遂行する」ことしかできない。正当な闘いだからといって、死を容易に受け入れられるわけではない。

同じように、大東亜共栄圏といった「高尚な」思想をどんなに教え込まれていたとしても、それで戦場の日本兵が「自分の死を容易に受け入れることができた」とは思えない。いや、そう思ってはいけないのだと思う。「生きて帰らず」というような言葉は「覚悟」を示すものなのであって、本当にすすんで死のうとする兵士はいなかったはずなのだ(しかも、生きて帰ると白い目で見られるという状況もあった)。だから、「彼らは国を守るため、理想のためにすすんで命を捨てたのだ」という美談を語って感動の涙に酔いしれたりするのは、生き残った者のエゴだと思う。

死にゆく戦場の兵士たちが、死ぬ間際に同じような「感動の涙」を流す余裕があっただろうか?「理想のために死ぬ喜び」にうちふるえたりできただろうか?彼らが「立派であった」と称えるのはよいとしても、そうすることで彼らの無惨な死が少しでも「報われる」と考えるとしたら、それは傲慢なことだと僕は思う。戦争は果てしなく悲惨なものだ。