2007年05月06日

鯉のぼりの家族構成

5月5日は子供の日=端午の節句、男の子の成長を願う日でした。昔は五月人形を飾ったり、鯉のぼりをあげたりしていましたが、そういうことをやらなくなってから大分たちました(僕が小さい子どもと見なされなくなってから大分たってしまったということ・・・)。最近は町中でもあまり鯉のぼりを見かけない気がしますが、これは少子化の影響なんでしょうか。それとも、風習自体がすたれてきているのでしょうか・・。


というわけで今日は、唱歌「こいのぼり」をあらためて思い出してみました。

YouTube 「こいのぼり」ビデオ音源(歌:赤ちゃん)

もう忘れかけてましたが、歌詞は以下のとおり。

こいのぼり(文部省唱歌)

やねより たかい こいのぼり(屋根より高い鯉のぼり)
おおきい まごいは おとうさん(大きい真鯉はお父さん)
ちいさい ひごいは こどもたち(小さい緋鯉は子どもたち)
おもしろそうに およいでる(面白そうに泳いでる)
(作詞:近藤宮子、作曲:不明)

元々のこの歌の中には「お母さん」が出てきません。これは、この歌が作詞された当時の男性中心的な家庭の雰囲気を反映しているのかもしれませんが、鯉のぼりが男の子のための男性的行事であったことが原因なのかもしれません。しかし、現在ではこんな2番の歌詞が歌われることもあるそうです。

2番
やねよりたかい こいのぼり (屋根より高い鯉のぼり)
おおきいひごいは おかあさん(大きい緋鯉はお母さん)
ちいさいまごいは こどもたち(小さい真鯉は子どもたち)
おもしろそうに およいでる(面白そうに泳いでる)

でも、実際には鯉は子育てをしません・・。雌が卵を産んだあとは、孵化した子どもたちは自力で大きくなります。つまり、鯉の子どもたちには、成長を見守ってくれるお父さんもお母さんもいないというのが本当のところのようです・・(そう考えると、人間の家族構成に見合うだけの鯉をそろえるのではなくて、子どもの分だけ鯉をあげるのでもいいのかもしれません)。

ちなみに、真鯉というのは「黒い鯉」のことなのだそうです。そして、緋鯉というのは赤などのカラフルな鯉のこと。子どもの歌う歌なのに、けっこう難しい言葉を使ってますね・・・。

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posted by muse at 01:48| Comment(6) | TrackBack(1) | クラシック&ワールド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
唱歌は今では難しい歌詞が多いですね。
たまたま、端午の節句ということで「背くらべ」の歌詞を家人と話題にしていたところです。
「きのう比べりゃなんのこと、やっと羽織の紐の丈〜♪」
の部分ですが、主人公がおととしつけた背の丈のしるしが、ことしは羽織の紐の丈だった(腰のあたり)って、異常に成長が早くないですか(笑)?
Posted by vivian at 2007年05月06日 19:43
vivianさん、どうもありがとうございます。

「背くらべ」という曲は僕は聞いたことがありませんねぇ。しかし、おととしの背丈のしるしが今年は腰にというのは早いですねー。何歳くらいのことなんでしょうね。
Posted by muse at 2007年05月06日 22:43
やっぱり、子どもの感性を育むうえでも、鯉のぼりは、沢山元気に空で泳いでいてほしいですね。
詳しくて、勉強になりました。

1番、2番で、難しい言葉があって深いけれど、最後の締めはどちらも、おもしろそうに およいでる♪なんですね…(笑)
これを出せばともかく解決みたいな(^^;
どうもこの最後のフレーズがツボです(笑)。

洋楽もいいけど文部省唱歌も楽しいですね。
Posted by ysheart at 2007年05月08日 00:03
ysheartさん、どうもありがとうございます。

おもしろそうに泳いでるっていう締めはおもしろいですよね(笑)。当時はおもしろいに今とは違ったニュアンスでもあったんでしょうかねぇ。今の感覚ではちょっと妙な言葉遣いにも思えます。

わらべ歌はわりと面白いんですよね。歌詞が意外と楽しいです。今後、ときどき取り上げていこうと思っています。
Posted by muse at 2007年05月17日 21:44
鯉のぼりが風に乗って泳いでいるのを見るのは気持ちがいいですよね〜♪2番の歌詞は初めて知りました。
でも、museさんは「背くらべ」をご存知ないのですね、もうこの曲は巷じゃ歌われない曲になってしまっているんですね、吃驚です!
Posted by rubicone at 2007年05月20日 00:16
rubiconeさん、どうもありがとうございます。

背くらべ、曲を聞いたらわかるかもしれませんが、歌詞だけではピンと来ませんでした。歌い継がれなくなったということかもしれませんが、もしかしたら地域性の問題かもしれませんね。
Posted by muse at 2007年05月21日 20:45
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鯉〜♪
Excerpt: 鯉のぼり、ではなく鯉泳ぎ・・入間川の橋の上から覗いたら鯉が泳いでいた〜♪ ここには滝がないので、鯉もなんだかのんびり、まったり泳いでますなぁ〜{/face_nika/}
Weblog: Casa de lapiz:鉛筆庵
Tracked: 2007-05-18 00:03
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