地域の政治について真面目に考え、訴えている候補者のことを「うるさい」と言うつもりはない。少々音量が大きくても、頑張って聞いてみようと思う。でも、政策内容などをまったく訴えずに名前を連呼するだけの選挙カーがあまりにも多いのには毎回うんざりするのだ・・・。
「まずは名前・存在を覚えてもらいたい」という候補者の思いはわかる。しかし、こういう名前を連呼するだけの選挙活動をする候補者は、有権者をほとんどバカにしているに等しいと思う。「有権者は(名前を)知ってる人に票を入れるに違いない」という発想は、つまりは「バカな有権者に政策の中身を説明しても理解できないに違いない」と考えているのとほぼ同じだからだ。政策をじっくり訴えることよりも、お手軽にとにかく目立つことで票を獲得できる相手だと見ているわけだ。
中には、訴えるべき政策やビジョンの無い無能な候補者もいることだろう。そういう候補者は、名前の連呼以外には何もできないのかもしれない。しかし、せめてそういう行為が有権者をバカにすることになっているということと、自分の恥さらしになっていることには気付いておいて欲しいものだ。
で、唐突に(笑)、選挙についての歌ということでレディオヘッド「エレクショネアリング」。いやぁ、荒っぽい曲ですねこれは。やや恐ろしいくらいに静かで冷たい魅力のあるアルバム『okコンピューター』の中ではやや異色の曲。ちなみに、映像は曲とは関係ありません。富山県の映像(山王まつり?)のようです。なぜか阪神タイガースも出てきます。
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YouTube raidohead「electioneering」



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