昨年、アメリカ・ツアーを大成功させ、年末には来日公演も成功させて、長期のブランク後の復活を遂げたビリーですが、とうとう新曲までプレゼントしてくれました。1993年にアルバム『リヴァー・オブ・ドリームス』を出してから、もう14年もたってますから、本当に待ちに待ったという感じです(その間にもクラシックのアルバムは発表してますが)。さて、あとは新作のアルバムも出ることに期待したいですが、どうでしょう〜!?

新曲のタイトルは「All My Life」。『ニューヨーク52番街』に「My Life」という曲もありますが、57歳のビリー・ジョエルが言う「All My Life」には重みがあります。この曲は、32歳年下の新しい奥さん、ケイティ・リー(Katie Lee)に結婚記念日のプレゼントとして作られたものだそうです。ビリー自身が苦しみ迷ってきた半生と、ケイティと出会えたことへの喜び、そして、感謝と愛にあふれたラヴ・ソング。
ビリー本人がインタビューに答えて語ってますが、この曲はビリー・ジョエルらしいポップ・ソングではありません。50年代を意識したという古風なバラードで、トニー・ベネット風だとも言ってます。プロデューサーはフィル・ラモーンです。
こちらで聴けます!→ビリー・ジョエル「All My Life」フル試聴!
(追記:残念ながら、配信期間は終わってしまいました・・)
そして、こちらが「All My Life」の歌詞。50代半ばでの結婚だったということを考えてこの歌を聴くと、また一段とすさまじいものを感じます。
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All my life, I've searched this whole world through
Try as I might, to find someone like you
The years drifted by, but it was always on my mind
I didn't know just how long I'd go until I ran out of time
All my life, I've hurt the ones who cared
One by one, no loving heart was spared
I've been a wild and restless man, but still a man who needs a wife
That was my dream and now it seems you've taken all my life
For as long as I could my intentions were good
I assume my affairs would be fine
But I know very well, there's a long road to hell
That's been paved with intentions like mine
All my life, I've paid for my mistakes
After a while, the strongest spirit breaks
I've had heartache and pain, it cut me deeper than a knife
But those days are done 'cause you're the one I've wanted all my life
And I know very well, there's a long road to hell
That's been paved with intentions like mine
All my life, my stars were surely crossed
Now and then, I missed the love I lost
But all that changed, the day you said you'd be my wife
Who could have known that finding you would only take me all my life
(Billy Joel, All My Life, lyrics)
今月末にはシングルCDも発売になるそうです。シングルのカップリングは『12 gardens live』のアウトテイク「You're My Home」だという情報も流れてますが、本当だとするとすごい組み合わせ!こちらは昔の奥さんに捧げた歌ですが・・・こちらも素晴らしいラヴ・ソングです。
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アメリカ盤「All My Life


ラベル:ビリー・ジョエル
ビリーが新曲を出したのですね。
早速聞きに行きました。
ん〜〜・・・ビリーのフレーズは盛り込まれてますが、全体的にはビリーじゃないって感じですね。でも、最後まで聞いてしまいました。
映画の挿入歌になりそうな感じの曲ですね。
ビリー・ジョエルが今後この路線でずっといくというわけではないと思いますけどね。最近、トニー・ベネットとビリー・ジョエルでデュエットを歌ったりもしていたので、その流れということもあるのでしょう。
そうですね、これまでのビリー・ジョエルのポップ・ソングとは違った趣きの曲ですね。ただ、ビリー・ジョエルらしいフレーズも随所に聞かれますし、この歌詞も、ビリー・ジョエルでなければここまでの重みはなかなか出せないでしょうね。曲のエンディングの盛り上がりもすごく良いです。
皆さんのコメントをみる限りでは、いままでのこの方の曲とはやや趣が違うとのことですが、それでもやはり久しぶりの新曲ですから、やはり気になりますね。
スーパーボウル出演も話題になってましたね。新曲の方は、レコーディングをしているという話は少し前から出ていたようですが、いきなりの発表でした。これでエンジンをまたかけて、新作アルバムを期待したいものです。
これは知りませんでした。
さっそく視聴させていただきました。
いいっすね。
それから、当方、80年代(時に70や90にはみだしたり)を中心に独断と偏見で不定期で楽曲を取り上げております。
で、この連休はビリージョエルを取り上げさせていただいていたんですよね。
そんなわけで、よろしければ今後とも宜しくお願い申し上げます。
既に幾人かにご指摘がある様にスタンダードの趣がありますが、オリジナルで勝負するというのがいいですね。ロッドに見習って貰いたい。(笑)
ビリー・ジョエルが新曲を出したっていうこのニュース、意外とまだ広まってないみたいですね。ポップスのアルバムが発売となれば、また反響も違うのでしょうけれど。
当ブログでは、60年代から最近までいろいろ扱ってますが、今後ともよろしくお願いします〜。
ビリー・ジョエルらしいポップ・ソングではないとはいっても、ビリー・ジョエルの曲ですからね。歌詞も今のビリーの想いそのものという感じですし。