2007年02月03日

幸福とは

最近読んだ『「裸のサル」の幸福論』という本に、多くの先人たちによる幸福の定義集というのがついていて、おもしろかった。とくになるほどと思えたものをメモしておきたい。(ただし、この本自体にはややひねくれたところがあって、あまり好きではない)

幸福とは、変化を優雅に受け入れることである(ジェイムズ・スチュワート)

幸福とは、ちょっとしたことの中にある喜びに気付くことだ(ヒュー・ウォルポール、小説家)

幸福は、我々の態度を作り直すことで獲得される(ダライ・ラマ、僧)

幸福は出来事よりも、心の持ちようによって決まる(ダライ・ラマ、僧)

幸福とは、人間の本当にすべき仕事をすることである(マルクス・アウレリウス、ローマ皇帝)

幸福とは、学ぶこと、稼ぐこと、想うこと(リリアン・ギッシュ、女優)

幸福とは、一種の感謝である(ジョゼフ・ウッド・クルーチ、小説家)

幸福は、別の自分の仮面を引き受けるエネルギー次第だ(W・B・イェイツ、詩人)


「裸のサル」の幸福論』という本の方についても少しだけ説明しておきたい。これは、人間が裸になったときのめくるめく幸福感についての本ではない(笑・・)。こういうタイトルがついているのは、この本の著者デズモンド・モリスの『裸のサル』という本が、かつて世界的なベストセラーになったことがあるからだ。原題は『The Nature of Happiness』だから、出版社が邦題に余計な言葉を入れただけである。

この本には、人生にはさまざまな種類の幸福があり得るということや、幸福の条件などが書かれている。官能的な幸福をはじめ、音楽の喜び競争の喜び協力の喜びから、サディストマゾヒストユーモア麻薬の喜びにいたるまで、さまざまな幸福感について書かれている。ただ、 冒頭にも触れたようにややひねくれた見方もちらほら見られる。とくに、エコロジー、ヒューマニズム、ロハス、ベジタリアンといったものに対して、ちょっと皮肉っぽい記述があったりする。こういうのは、イギリス人のユーモアなのかもしれないが、人によっては読んでいて腹の立つ部分があるかもしれない。そこそこおもしろさはあるけれど、そういう本。

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posted by muse at 17:07| Comment(2) | TrackBack(0) | 想い・日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして、Fishmans Fun (フィッシュマンズ・ファン)というサイトを運営してます。
まだ始まったばかりのサイトですが、これからどんどん更新をして内容の濃いサイトにしていこうと思っています!!こちらのサイトを拝見して、是非相互リンクをして頂けたらと思い書き込みをしました。
すでにリンクをはらせて頂いています。よろしくお願いします。
サイト名:Fishmans Fun (フィッシュマンズ・ファン)
URL:http://fishmansfun.blog90.fc2.com/
Posted by Fishmans Fun (フィッシュマンズ・ファン) at 2007年02月04日 14:02
Fishmans Fun さん、どうもありがとうございます。
フィッシュマンズ、僕も好きですよ。リンク、どうもありがとうございます。こちらからもリンクさせていただきます。今後ともよろしくお願いします〜。
Posted by muse at 2007年02月07日 12:56
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