アクセス解析をしていると、どういう検索でこのブログにたどり着かれたのかがわかる。それを見ると、「AND検索」は多くの方が普通に使っているのに対し、「NOT検索」や「フレーズ検索」などは意外と少ないことがわかる。「NOT検索」というのは、ある単語を含まない情報に絞りたいときに有効なテクニックで、その単語の直前に【-(ハイフン)】を書く。たとえば、【ニルヴァーナ -カート】で検索すれば、カート・コバーンのニルヴァーナとは関係のないニルヴァーナ情報が得られる(笑)。「フレーズ検索」というのは、長いフレーズや「姓と名前」などのまとまりを分割せずに検索する方法で、【"XXX"】のようにフレーズを引用符で挟む。たとえば、【"「素顔のままで」までまで演奏"】で検索すると、非常に素晴らしいブログが見つかったりするわけだ。
これらは検索の基本だが、このほかにも検索のコツ・テクニックがいろいろある。それをまとめた便利な本がこちら。『仕事で差がつく すごいグーグル術』津田大介。

この本には、上に述べたような基本テクはもちろん、グーグルの検索で使える「検索構文」、欲しい情報をすばやく得るための検索フレーズの選び方のコツ、さらにはグーグルの提供するさまざまな裏技的機能を紹介している。電卓機能や単位換算機能など、意外と知られていないところでグーグルは頑張っていたりする。ビジネスマンにもアフィリエイトなどをしている人にも役に立つ知識満載だ。グーグルの提供するサービスをちょこっと並べるとこんな感じになる。
グーグル・アラート:最新ニュースを漏らさずチェック!
グーグル・サジェスト:検索のサポート!
Google Zeitgeist:人気検索キーワード・ランキング日本版(更新されてない・・)
Google Zeitgeist(世界版):世界各国の話題が一目瞭然!
Googleツールバー
Googleマップ:なにかと便利な地図!
Google Earth:ヴァーチャル世界旅行もできる話題の一品!
グーグル・デスクトップ:コンピューター内の情報をグーグルで検索!
ただ、この本、やや急いで書かれた感じがする部分はある。日本語がこなれていない部分も散見される。また、誤った記述も少数ながらあった。たとえば、「Googleサジェスト」を紹介している部分。このグーグル・サジェストというのは、ある言葉を検索窓に打ち込むと、その言葉を含むフレーズのリストとそれぞれの検索結果数を表示してくれるというもの。これは、検索しようとするフレーズの頭の部分しか思い出せない場合や、検索結果を効率よく絞り込むのに便利な機能だ。しかし、津田氏はグーグル・サジェストから「人々がどのようなフレーズで検索しているか(つまり、利用者のニーズ)」がわかると紹介している。これは勘違いだ。フレーズごとの「被検索回数」(利用者のニーズ)を知るためには、「キーワードアドバイスツール」などを使う必要がある。
とまぁ、いくつか欠点はあるのだけど、検索初心者にとって便利な情報がたくさん書かれていて便利であることは確かだ。ちなみに、津田大介氏はIT化をめぐる音楽業界の最近の動向に通じたジャーナリストだ→音楽配信メモ
ラベル:グーグル
人多すぎでした。
検索エンジンうまく使いこなしたいものです。
なんか難しいですね
こんなに色々使い方があるとは知りませんでした!
さっそく試してみます!!
それにしてもあの殺風景なホームページ・・・意図があってやっているのでしょうか??
インストアライブ、なかなか厳しそうですね・・。ロボピッチャーは何度かライブを見ましたが、個人的には実はロボピッチャーの前身バンド(はらっぱからっぱ)の方が好きだったりします・・。
検索エンジン、ちょっと工夫をして使うといろいろと面白い情報を集められて楽しめたりもします。この本、けっこうおもしろいことをいくつも書いてますよ。
僕は最初がグーグルになってます。ニュースは「firefox」にあらかじめ付いてるやつと、ホットメールを使ってるのでMSNのニュースを見てます。MSNのニュースは何度かこのブログでもけなしたことがありますが、正直、あんまり好きではありませんが・・。
グーグルのトップページが殺風景なのは、検索以外のものを極力排除したからだそうですが、ときどきデザインが変わるのがおもしろいです。
これ読んでみたいけど大概自分に関係ない事でページ数を取られてる事が事が多いんですよね。
あっ!ミューズさんいつもTBありがとうございます。
僕も実際にはあまり「NOT検索」は使ってないですね。フレーズ検索は頻繁に使いますが。あと、ファイルタイプの指定検索はときどき使いますが便利です。
TB、こちらこそありがとうございます!