前回に引き続き、とても印象的だったミュージック・ビデオのご紹介。ローリング・ストーンズの「Undercover of the night」のプロモーション・ビデオ!!
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YouTube「Undercover of the night」ビデオ視聴!
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ミックが誘拐されるというサスペンス仕立てのビデオで、短い映画を見ているような感覚になる。キースの悪役がはまっていて、かっこよろしい。楽曲の方もとてもインパクトがある。ダンサブルかつ野蛮なサウンドに、不穏な空気を切り裂くギターリフ。踊るドラムにはじけるベース。ストーンズの数ある名曲の中でもかなりの異色作だろう。この曲をまだ聞いたことの無い方は要チェック!
この曲はアルバム『アンダーカバー』の一曲目。このアルバムはジャケットのいやらしさも目玉の一つだが(笑)、中身もなかなかいけてる作品だと思う。当時は、ストーンズがヒップホップを取り入れたということで驚きをもって迎えられたそうだが、ストーンズ本来のロック・ナンバーも軽快で気持ちいい。楽曲としてものすごく突き抜けた曲というのは「Undercover of the night」くらいだが、思わず体が動いてしまう良い曲が多い。
YouTube「She was hot」PV視聴!
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ドラマチックに変化する展開が面白いロックンロール。このビデオがまた面白い。突然セクシーな女性があらわれてミックやキースが燃えに萌えて取り乱してしまう・・(美女出現場面ではオリジナルにはないブレイクが挿入されている)。美女に興奮してチャーリー・ワッツやビル・ワイマンまでおかしくなっちゃう・・(笑)。
「Wanna hold you」ライブ映像
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以前にもご紹介したキース・ボーカルのロックンロール・ナンバーのライブ・バージョン。キースの演奏スタイルはカッコいいが、オリジナルの「取りとめの無い」魅力は少し薄れてしまっているか・・。オリジナルの試聴はキース・リチャーズ特集記事にてどうぞ。
もう一曲、映像は見つからなかったのだけど、僕の大好きな曲が「All the way down」。軽快ながらねっとり感を持つミック・ジャガーのボーカルが好きだ。ミックのボーカルはちょっと見には下手くそに聞えるかもしれないが、実に素晴らしい歌唱だと思う。ヘタウマというのではなくって、細かい表現力は本当に上手いと思う。

こちらで各曲の試聴+ダウンロード購入も可能。
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The Rolling Stones『Undercover (Of The Night)』
The Rolling Stones『She Was Hot』
The Rolling Stones『All The Way Down』
The Rolling Stones『Undercover』←アルバムの試聴
これは、私がリアルタイムで買った最初のLPでした。
が、中学生に最初からこれは結構厳しかったです(笑)。
結構いいなと思ったのが、大学に入ってCD買い直してからです。
ビデオは、恐さがリアル過ぎ、って感じ(笑)。
僕は自分で初めて買ったCDがビリー・ジョエルの『リヴァー・オブ・ドリームス』。一曲目、びっくりしましたよ。当時は、CDの裏のキラキラした光沢が珍しくってそれだけでも満足でした(笑)。
たしかに「アンダーカバー・・」のビデオ、もろに恐いシーンがありますね。僕はこれを高校生の頃にテレビ番組で見て衝撃を受け(たしかヴードゥーラウンジ・ツアーのプロモーション番組)、それでアルバムを買いました。