2006年08月09日

気持ちよい試聴に必要なもの

大きなレコード屋の試聴コーナーを僕はよく利用している。試聴コーナーの無いレコード屋には行かないくらい、レコード屋といえば試聴である。でも、レコード屋での試聴ってあまり良くないのかなぁと最近思いはじめている。レコード屋に行くといつも大量にCDを試聴するのだけど、気に入って購入することが実はほとんど無いのだ。

これは、僕が音楽に関してかなり選択的で、僕を驚かせるような音楽が少ないからということもあるのだろうが、それだけではない。というのも、同じ音楽をネット上で試聴すると、素晴らしく感動することもあるからだ。レコード屋で聴いたときよりもずっと魅力的に聞こえることがあるのだ。ネット上の試聴の場合は曲の一部だったり、YouTubeの動画視聴の場合は音質があまり良くなかったりするのに、これはいったいどういうわけか?

ネット上の試聴は「一番おいしい部分」をすぐに聞かせてくれるという利点があるかもしれない。しかし、もっと重要なのはおそらく、音環境ではないかと思う。レコード屋は大抵、うるさすぎるのだ。店内でかかっているBGMが、試聴の音に混じってしまうのだ。それで試聴の音量を大きめにしてしまうからか、耳がすぐに痛くなる。これでは、素晴らしい作品もいまいちに聞こえてしまって当然だ。この辺を考えて、店内のスピーカー・試聴コーナーの配置やBGMの音量を調節してもらいたいものである。

あ、あと、さらに欲を言えば、座って試聴できるようにして欲しいです・・(笑)。え?居座るなって?

ただ今のBGM→ベン・フォールズ・ファイヴ「ブリック」(広告の後に流れます)
(こういう「空気感」のある美しい曲は静かに試聴したいものです)

ベン・フォールズ・ファイヴ解説
ラベル:動画
この記事へのコメント
ネット上の試聴が魅力的に聞こえるという事に同感です。
ネットの試聴で何度CD買ってしまったことか。
Posted by m→i at 2006年08月10日 21:45
m→iさん、どうもありがとうございます。
ネットでの試聴は「くつろいだ」状態で聞けることも大きいのかもしれませんね。レコード屋でも、試聴コーナーを個室っぽくしてくれたりなんかすれば、ばしばし買ってしまうかもしれません(笑)。
Posted by muse at 2006年08月11日 12:25
お久しぶりです。
視聴コーナーは私も同感です。
うるさくて肝心の音楽が聴こえないときありますよね。
私は、開放型のヘッドフォンを買うときはさすがに周りの音楽をとめてもらいました。
うちで聴くと精神的にも安定した状態で聴きますから印象良く頭に入ってくるのでしょうね。
Posted by 音環境コンサルタント 齋藤寛 at 2006年08月12日 14:19
斎藤寛さん、どうもありがとうございます!
背後の音ってけっこう混じってしまうんですよね。試聴が気持ちよくなければ、僕のように「買うのを止める」人もいるでしょうから、レコード屋にとっても重大な問題だと思うんですが。
Posted by muse at 2006年08月12日 18:28
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