
OK Computer
まず曲の冒頭に、故郷の家族に見せるために地球の様子をビデオ撮影している宇宙人たちが登場する。彼らが見た地球の人々はみな疲れ、自分の心を閉ざし、いらいらしている。ここからトム・ヨークは、さらに深く妄想の世界に突入する。彼は宇宙人の美しい宇宙船に乗って、彼らの星に連れて行ってもらう。トムはそこで人生の意味を悟り、地球に戻ってそれを地球の友人に語るが、誰も信じてくれない・・・。結局、トム自身も自分の心を閉ざし、いらいらしながら生きていく・・・。
例によって、僕の好きな曲に限ってあまり評判を聞かないのだけれど、この曲はサウンド面でも実に素晴らしい作品だ。トレモロやディレイのきいたエレキ・ピアノがふわふわとした独特の浮遊感を生み出し、宇宙船のような不思議な光沢を持つギター・サウンドが神秘的な味を添える。下降フレーズときらきらとした神々しいギターによるサビの高揚感もすばらしい。それから、どこへ行っても果てしなく存在する憂鬱さ。楽曲、サウンド、歌詞の世界観、すべてにおいて深みを感じる。
ちなみに、この曲のタイトルはボブ・ディランの「サブタレイニアン・ホームシック・ブルース」からとられたものだ。こちらの曲はかなり過激なロック・ソング。元祖ラップだとも言えるかもしれない。それまで「フォーク」だったボブ・ディランがいきなり過激なことをはじめたので、当時のファンの中には激しく怒り狂った者も多いという問題の作品だ。僕の感覚から言えば、単一の音を叫び続けるボブ・ディランのボーカルが刺激的でものすごくかっこいい。
最近、ボブ・ディランの映画『ノー・ディレクション・ホーム』もやっていましたが、皆さんご覧になりましたか?でもこれ、もう終わっちゃったんですね・・・。見のがした・・・。
The Bootleg Series, Vol. 7: No Direction Home - The Soundtrack






>結局、トム自身も自分の心を閉ざし、いらいらしながら生きていく…。
ホント、『Meeting people is easy』とか見てるとそんなカンジがしますね。
ちなみに私も『ノー・ディレクション・ホーム』は、見逃しました…。
トム・ヨークの表情がとても重くなっていくのもこの頃からでしょうか。『OKコンピューター』がなんとなく恐ろしいのは、トムの心の針がどこかに振り切れているような感じがするからなんですよね。だからこそすごい作品なのだと思いますが。
私も「Radio Head」好きです。特に「ok computer」のあの「宇宙」のような音にはビリビリっとなります!
そして彼自身の気持ちや思いをあのような音源に載せて伝えられることがうらやましいです。
おぉーレディオヘッドお好きなんですか。「ok コンピューター」の空気はたしかに「サブタレイニアン」に限らず、宇宙っぽさはありますね。「エアーバッグ」も「ノーサプライゼズ」も。おそろしさ・冷たさ・孤独という感じが出てますよね。
hiphopやtrance、technoが好きですが、それよりも女性フォーク(Jewel、Jem)や女性UKhiphop(Grime/Grage)特にShystie、Lady Sovereignが好きです。ロックももちろん好きです!hoobastank、puddle of mud, colplay,incubusなどなど。それにBestie BoysやFatboyslimも好きですね。
ソウル系?のSharleneも!
かなりの音楽好きのようですね。僕の好み(というか聴いてきた音楽)はかなり偏ってるのですが、もっといろいろ聴いてみたいなとは思っています。