で、『ブリーチ』。『ブリーチ』はニルヴァーナのデビュー・アルバムである。ニルヴァーナ流の絶妙のポップ・センスもすでに見え始めてはいるが、むしろ衝動的な激しさがむきだしとなっている印象が強い。ニルヴァーナの作品の中で最もハードだと言えるかもしれない。そして、しばしば影を帯び、ときに感情むき出しになるカート・コバーンのボーカルがともかくすごい。比較的みじかい曲が全部で13曲。「フロイド・ザ・バーバー」は、稚拙ながらキャッチーなリフとニルヴァーナ的な展開に病みつきになる曲。狂おしくハードな「スクール」の次は、彼らのデビュー・シングル「ラヴ・バズ」だ。この曲はニルヴァーナのオリジナルではないが、ちょっとエキゾチックな味わいがおもしろい。後半でギターが荒れ狂うところもすごい。「ペイパー・カッツ」は不穏なギター・サウンドの上に、カートがさまざまな色のボーカルを落としていく。いま聞いてもかなり前衛的な、刺激的な曲だ。「ネガティブ・クリープ」は、ニルヴァーナの作品の中でも最も激しくもだえ叫ぶ曲だろう。続く「スコフ」「スワップ・ミート」「ミスター・マスターシュ」と、昇華しきらないフラストレーションを生でぶつけてくるタイプのハードな曲が並ぶ。まさにニルヴァーナの初期衝動そのものという感じだ。
Bleach






トラックバックの方、ありがとうございます。
僕はブリーチの感想を、「ガンときた。」
としか、書けてませんが。(苦笑)
もとい、興味深そうなブログですねー。
チョロチョロ覗かせて戴くことと、
あいいたします、よしなに。_(._.)_チョロ
僕も「ガンときた」っていうのが一番素直な感想かもしれません。今回聞きなおしてみて初めて「ペイパーカッツ」って無茶苦茶おもしろいやんってことにも気づいたくらいで・・・。
これからもよろしくお願いしますー。