マーキー・ムーン←試聴はこちら→Marquee Moon
この作品の音は、体の表面にざくざくと引っかかる強烈な肌触りが気持ちいい。一言で言えば変だ。尋常じゃない。完全にどこかに突き抜けている。この奔放でナイーブな感じが心を果てしなく解放してくれる。
イントロのダダ、ダー、ダダ、ダーというギターを聞いただけで毛が逆立つ「See no evil」。さらにトム・ヴァーレインの素っ頓狂な(?)ボーカルにぶっ飛ばされる。なんだこれは?こんな歌い方をする人は今まで聞いたことが無い!彼の声は、美しい歌唱とか、エモーショナルなシャウトといった既存のボーカル・スタイルとは別次元のものだ。「Venus」でもトム・ヴァーレインの奇妙なボーカルにうっとりする。そして、最強の「Marquee Moon」。この曲でもまた、イントロの荒削りなギターを聞くだけでぞくぞくする。さらにベース、ドラムが参入し、バンド・サウンドになるや、体中の血管はすでに戦闘準備オーケーである。そしてまたまたトム・ヴァーレインの声!!さらにさらに、サビの奇妙なドラム・パターンと、その後のブレイクでのトム・ヴァーレインの吐き出すようなつぶやき・・・。本当に、どの部分をとっても強烈なスパイスが効いた、ロック史上最もユニークな名曲だ。「Elevation」のサビでは、頭を砕かれるかと思うほど唐突なタイミングでギターが炸裂し、リズムを破壊する。
ニューヨーク・パンクとか、ジャンルのことはまぁいいだろう。ともかく、既存の概念をこのように粉々にしてくれる音楽というのは本当に気持ちがいいというだけ。この作品は、何かを創作するような活動をしている人には絶対お薦めの一枚だ。今までに無かったようなものでも、まだまだ考え出せるはずだという意欲がわいてくる。






さすが、museさん、テレヴィジョンの素晴らしさを的確に表現して下さってます・・・!
私はもう何も言うことはございません・・・(笑)
また、昔の話になってしまいますが、1992年のテレヴィジョンが来日した時、名古屋クアトロと川崎教育会館に観に行きました。両日とも出待ちしたのですが、(ミーハーです・汗)後の方に行った川崎教育会館のライブの後、トムが私にかなり長い言葉で何やら話してくれたのです・・・。何を話してくれたのか、今でも知りたくて仕方がないです〜・・・。英語が話せないし、聞き取れない自分が憎かった〜〜(T_T)
その前にライブをやった名古屋のクアトロの前で、トムに和紙で作った折り鶴と、日本語版のヴェルレーヌ(本名はトム・ミラーで、ヴァーレインという名は、この詩人からもらったらしいです・・・。)の詩集をあげました。もしかして、ただそのお礼を言われたのかなぁ〜??
また聞きたいのでCDでも買っちゃおうかともくろみ中。
とうとう出しました(笑)。
来日公演、僕も見たかったです・・・。トムに折り鶴を渡したというのもすごいですし、長い言葉をかけてもらったというのもすごいですねぇ!!名古屋でのことを覚えてもらっていたんでしょうね。
レコードですかー。僕は物心(笑)ついたときにはCDだったのでほとんどレコードは持ってません。テープでだけ持っているもので(まだテープは聞けますが)CDを買いなおしたいのはありますね。
これ、一度聴いてみたいとは思ってるんですが、
一度に1500円はちょっと高いかな、と・・・
うーん・・・レンタルでおいているところは少ないかもしれませんね。わりに過激な音楽なので、人によっては抵抗がある人もおられるとは思いますが、まぁ・・・一度と言わず、聞いてみてください!
(最初はぴんと来ないけど何度も聞いているとものすごくはまってしまうということが、僕は時々あります)
私は、20代の頃は、ちょっとでも聴いてみたいと買ってしまう方でしたが、
もう年を取って、数年前から「興味で聴きたいもの」が必ずしも
「ずっと聴き続けられるもの」とに結びつかなくなって
それから「興味で」買うという意欲が減退してきました。
20代にそう思っていれば、買っていたと思います。
ちなみに、傾向は違うと思いますが、3年くらい前に中古で
ダムドが1000円くらいであったので買ったのですが、
3回しか聴きませんでした・・・
ずっと聴き続けられるものに出会うことってだんだん難しくなるということなんでしょうか。たしかに、洋楽に出会ったころに聴いた音楽は大体今でも聴いてますね。初めの入り方というのは重要なんでしょうね。
ダムドは僕は自分では持っていませんし、あんまり聞いたことがありません・・・。
聴かないとわからない、そして何度も、何年か後に聴くときの感性と今とは異なりますのでお金を秤にかける必要もなく聴ける作品だと思います。今ダメでもいずれ、ね。ま、ダメな音楽もありますけど良いトコ見つかります(笑)。
テレヴィジョンの2枚はレコードをCDに買い直しました。「マーキー・ムーン」は聞き直す率が最も高い1枚です。
たしかに、感性や好みは変わるものですよね。「マーキー・ムーン」は、第一印象で好みは分かれるのかもしれませんが、聴けば聴くほど面白みの増す作品だと思います。
僕にとっても「マーキームーン」、記事のタイトルどおり「とっておきの一枚」です。ふと聞きたくなる瞬間がしばしば来るんですよね。
「マーキー・ムーン」はやっぱりすごい作品ですよね。アメリカン・ロックを語るときには外せない一枚ですね。
今日書いた記事で、museさんのテレヴィジョンの記事の表現、お借りしました。
“素っ頓狂なヴォーカル”
どうやらmuseさんのこの表現が頭に残っていたらしく、知らぬ間に影響されて書いてたらしいのですけど、「んっ!?」と思って、museさんの過去の記事を読み返してみたら、表現が一緒だった。。
その後、“エキセントリックな〜”に変えたのですが、その前に、メランコリック、ノスタルジックという表現を使っているのでシツコクなってしまう。。
いろいろ考えたのですケド、museさんの“素っ頓狂”という表現がやっぱりしっくりくるので、お借りしますね〜!!
TBもさせてくださ〜い!!
「素っ頓狂」どんどん使ってやってください(笑)。TBもどうぞ〜。山路氏のボーカルというのも、聞いてみたいところです。