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「音速パンチ」。作詞・作曲はCocco、プロデューサーはいつもの根岸孝旨。そうそう、これ、このロックな感じを待っていたのだ。分厚いギターが気持ちよく包み込む空間に巫女の美しい歌声が浮かぶ。ぎゅ〜んと上昇し、世界がぎゅわーんと開ける感じがとても気持ちがいい。ビデオ・クリップのCoccoの笑顔もまた、とても美しい。
僕がCoccoにはじめて出会ったのは、彼女がミュージックステーションで「強く儚い者たち」を歌っているのを見たときのこと。この時のパフォーマンスに、僕はものすごい衝撃を受けた。それまで僕は洋楽一色だったので、邦楽のアーティストをそれほど熱心にチェックしていなかったのだけれど、Coccoにはまったく圧倒されたのだった。それも、たった一目見ただけで。
「強く儚い者たち」は今でもCoccoの曲の中で一番好きかもしれない。愛する人をあとに残し、大切なものを捜し求めて旅をつづけるうちに、人は変わってしまう。「飛魚のアーチをくぐって 宝島が見えるころ 何も失わずに 同じでいられると想う?」この歌にはポジティブな色とネガティブな色が同居している。ネガティブなだけの曲ではないと想う。しかし、どっちにしてもとてつもない切なさが残る。作曲は柴草玲、作詞がCocco、そして根岸孝旨のアレンジ。ギュイギュイゆれる歪みギターやなめらかなギター・フレーズが脳内快感リキッドの噴出スイッチを押しまくる。
「強く儚い者たち」のシングルB面の曲も紹介したい。「晴れすぎた空」。「ベスト+裏ベスト+未発表曲集」にも収録されているのでご存知の方も少なくないだろうが、これまた名曲中の名曲だ。「私の腕は どうしてあの日 あなたを抱いて 殺めなかった?」という歌詞も衝撃的だが、サウンドがまためちゃくちゃに気持ちいい。Coccoの曲の中で一番気持ちいい曲だと思う。歪んだギターも、深みのあるベース・ラインも、ビートルズのストロベリー・フィールズ・フォーエバーを髣髴とさせるシンセ・サウンドも、すべてがCoccoの歌を気持ちよく浮遊させる。


Coccoは来月3日にまたミュージックステーションに登場予定とのこと。楽しみだ。
ラベル:Cocco
パフォーマンスを見たことがないので、
(それも多分うちにテレビが置いてないせい)
来月、ミュージックステーションに出られるなら
録画しておいてもらおうかと思ってますv
音速パンチの笑顔素敵でしたし(ノ∀`*)
あまり周りにCocco好きがいないので…
トラックバック嬉しかったです笑
Cocooついに1人で復活!ですね^^
「音速パンチ」ほんとにパンチの効いた名曲ですね。
さすが、根岸さん!と思うところも。
なにはともあれ、嬉しいの一言です。
TBさせていただきます。
「強く儚い者たち」もちろん名曲でございます。
museさんは中々のメジャーロック研究家なようで。
これからもその王道を突き進んでいただきますようお祈り申し上げますです。
こちらもTBさせていただきました♪
Cocco復活嬉しいですね!!
今度Mステにも出るんですねー。
チェックしなきゃ☆☆
これからまたCoccoの活動が楽しみですo(^-^)o
COCCOが完全復活を果たした第一弾の曲『音速パンチ』はとてもノリの良い曲ですね。
いきなりオリコンチャート3位以内は確実ですね♪
COCCOの新曲はとても前向きと言うか、強い曲ですよね。またまた大スパークしてくれることでしょう!
記事を読み、「強く儚い者たち」を聴いたときの衝撃を思い出しました。
「焼け野が原」を歌う彼女を見て泣いた事も思い出しました。
明日はどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、凄く楽しみです。
今後の彼女に期待です。