2006年01月25日

メロンコリーそして終りのない悲しみ

今日は、僕の青春の一枚、スマッシング・パンプキンズthe Smashing Pumpkins)の「メロンコリーそして終りのない悲しみMellon Collie and the Infinite Sadness)」の紹介。全28曲の2枚組みアルバムで、ハイ・テンションな激しいロックナンバーと、美しい曲とがバランスよくまとまった力作だ。ビリー・コーガンのボーカルも、エモーショナルな叫び声から甘く繊細な歌声まで変幻自在に、心の奥深くにまで突き刺さってくる。

メロン・コリー・アンド・ジ・インフィニト・サッドネス」の美しいピアノでアルバムは静かに始まるが、続く「トゥナイト・トゥナイト」でいきなりテンションが上がる。「僕らは変わろうと思えば変われるんだ。今夜、不可能が可能になる」と歌うこの曲は、若い頃の僕にとって(今でも?)、ほとんど信仰の対象だった曲だ。さらに、激しい勢いのある「ジェリー・ベリー」、恋のせつなさとむなしさと神々しさを歌う「ゼロ」が続く・・・。
melloncollie.jpgMellon Collie and the Infinite Sadness←視聴も可能!
激しい曲の後にふっと落ち着ける、しかも涙が出るほどに美しい曲があるのがこのアルバムの魅力。そんな曲の代表が「キューピッド・ドゥ・ロック」「ガラポゴス」「サーティ・スリー」「ビューティフル」といった曲だろう。さらに、このアルバムのクオリティの高さを凝縮したような大曲「ポルセリーナ・オブ・ザ・ヴァスト・オーシャンズ」と「スルー・ジ・アイズ・オブ・ルビー」も素晴らしい。「1979」のタイトでかつミスティな不思議なサウンドもかっこいい。僕らは夜にだけ(本当の)姿をあらわすと歌う「ウィ・オンリー・カム・アウト・アット・ナイト」も少し異色だがおもしろい一曲だ。

ジェームズ・イハのギターも素晴らしい。とくに僕は「ヒア・イズ・ノーホワイ」の甘美なギター・ソロが大好きだ。ちなみに、彼の両親は日本人である。彼自身は日系の2世で、井葉吉伸という日本名も持っているそうだ。去年、つじあやのさんとも曲を出している。

怒涛の二枚組みだ。これだけクオリティの高い曲がたくさん一気に聞けるアルバムというのはそうそう無いと思う。以前、苦悩する若者のための音楽としてザ・フーの「四重人格」を紹介したが(これも2枚組み)、このアルバムも若者に絶対お薦めの一枚!
→苦悩する若者(四重人格・さらば青春の光)


posted by muse at 19:20| Comment(2) | TrackBack(3) | Smashing Pumpkins スマパン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
このアルバム自体は聞いたことないけど、「トゥナイト・トゥナイト」は僕もかなり好きです。曲だけじゃなくてプロモーションビデオも素晴らしいんですよね。ちょこっとだけ見たことがあります。
Posted by m→i at 2006年01月25日 22:05
m→iさん、どうもありがとうございます。「トゥナイト・トゥナイト」のビデオは僕もすごく印象に残ってます。このビデオを見たのが、僕がスマパンを聞くようになったきっかけでした。
Posted by muse at 2006年01月26日 08:32
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

スマッシングパンプキンズ『Mellon Collie and the Infinite Sadness』
Excerpt: The Smashing Pumpkinsの3rdアルバム『Mellon Collie and the Infinite Sadness(邦題:メロンコリーそして終りのない悲しみ)』。1995年発表。..
Weblog: ROCK野郎のロックなブログ
Tracked: 2007-05-27 15:46

スマッシング・パンプキンズ
Excerpt: NO.00087 スマッシング・パンプキンズのベストアルバム『グレイテスト・ヒッツ』 ハード・ロック?グランジ? スマパンの音楽をジャンル分けするとこんな感じになってしまうのは非常に雑で..
Weblog: まい・ふぇいばりっと・あるばむ
Tracked: 2007-05-27 18:17

メロンコリーそして終わりのない悲しみ(Smashing Pumpkins)-今日のBGM 9枚目
Excerpt: ※リンク先Amazon メロンコリーそして終りのない悲しみ東芝EMIスマッシング...
Weblog: こいくち研究室
Tracked: 2007-05-27 23:17
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。