2006年01月21日

ボーナス・トラック7曲! Ben Folds Five「Whatever and Ever Amen」

今日はベン・フォールズ・ファイヴのセカンド・アルバム「ワットエヴァー・アンド・エヴァー・アーメン」のご紹介。ベン・フォールズ・ファイヴは、現在ソロで活動中のベン・フォールズが組んでいたピアノ、ベース、ドラムのギターレス・トリオのバンド(でも、五人くらいで演奏してるように聞えるくらいすごいぜ!っというわけで、「ファイヴ」なのだとか)。デビュー・アルバムが口コミで売れまくるという、衝撃的なデビューの後の二作目だ。
【Rock/Pops:ヘ】ベン・フォールズ・ファイブBen Folds Five / Whatever & Ever Amen(CD) (A...←←
めちゃくちゃにパンチの効いたデビュー・アルバムから入った人は、この第2作は印象が薄いと感じたかもしれない。たしかにこの第2作にはデビュー・アルバムのような「勢い」はない。しかし、この第2作は前作とはまったく路線を変えて音の深みを追求した音楽なのだと考えると印象ががらりと変わる。僕自身、この作品を買った当時は、前作のイメージにとらわれて、すぐにはこの作品の良さを理解できなかった。しかし、いま振り返ってみると、この作品は間違いなくベン・フォールズの作品の中でもっとも美しく、心に染み込んでくるアルバムなのだ。

このアルバムで僕が一番好きなのは、「ブリック」「エヴァポレイテッド」など、美しく透き通った空気感を持つ曲たち。とくに「エヴァポレイテッド」は、何かを見失ってしまった時にはそばにいて欲しい曲だ。自己の弱さや恋の痛みといったものを荒っぽく吐き出していた前作と異なり、今作ではそれらを受け止め、繊細な音に昇華しているとでも言えるだろうか。ベースのフィードバックに覆われたAメロとサビ・コーラスのコントラストがおもしろい「フェアー」も鮮烈な曲だ。どこまでも無表情で冷たい別れの悲しさを歌う「セルフレス、コールド、アンド、コンポーズド」も素晴らしい曲だ。「ワン・アングリー・ドゥワーフ・・・(有名になったベンが過去の恨みをぶちまける曲・・・)」「ソング・フォー・ザ・ダンプト(別れたいと言う彼女に「金返せ!」)」など、前作のイメージを少し残した曲も楽しめる。また、ケイトになりたい!と歌う「ケイト」は新婚の奥さんへの愛情のこもったとても楽しい曲。

このアルバムにはもともとボーナス・トラックが一曲ついていたが、いま出ているのにはなんと7曲もボーナス・トラックが入っている!1−「Video Killed the Radio Star」2−「For All the Pretty People」3−「Mitchell Lane」4−「Theme from Dr. Pyser」5−「Air」6−「She Don't Use Jelly」7−「Song for the Dumped(日本語バージョン)」の7曲。1は、初期のライブでよくカバーをしていたバグルスの名曲。5は映画「Godzilla」のサントラに入っていた曲。そのほか、海外のシングルB面曲など、レアな音源が盛りだくさん!!


この記事へのコメント
こんばんは♪

始めまして。。

先日はコメント頂きましてありがとうございます!

いろんなアーティストを紹介されているんですね〜

昨日、エンヤのCDを買ったら今日はそればかり聴いていました♪

Posted by 青子 at 2006年01月22日 01:48
青子さん、どうもありがとうございます。エンヤの音楽は心が落ち着けますよね。これからどんどん紹介アーティストをふやしていく予定です。今後もよろしくお願いします〜
Posted by muse at 2006年01月22日 12:41
先日はトラックバック送っていただいて、こちらにやってきました。なんか、紹介されているミュージシャン達が私の趣味とほとんどかぶっていて非常に面白いです。
ピストルズとベン・フォールズとツェッペリンは並ばないです、フツウ(笑)でも、それが「たのし〜!」ので、これからお邪魔させていただきたいと思います。

ところで、B/F/5のこの2枚目、私も同じく『パンチが足りない』と最初思ったものです。でも、美しいんですよねコレ。聞いているとそれぞれの曲の情景が浮かぶんです、なんか。BRICKなんか聞いているだけで寒い冬ですもの。
ところで、この人たちの曲は実名というか、人物名が出てくることが非常に多いと思います。その辺のところもツツイテみてください。
ちなみに、わたしはこのアルバムではSteven's Last Night in Town が好きだな〜。
Posted by emiko at 2006年02月17日 02:42
emikoさん、どうもありがとうございます。ピストルズ、ベン・フォールズ、ツェッペリン、ビリージョエル、ニルヴァーナ、レディオヘッド・・・たしかに、バラバラですね・・・。

なるほど。そう言われてみれば、人名が出てくる曲が多いですね。実名なのかどうかよくわからないのもありますが、メンバーの名前とおぼしき名前も出てきたりして、おもしろいですね。

「Steven's Last Night in Town」もちょっと不思議な雰囲気のいい曲ですよね。
Posted by muse at 2006年02月17日 15:22
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英語ならではの表現 〜 Best Imitation Of Myself / Ben Folds Five 〜
Excerpt: 実は、結構思ったよりアクセスしていただいているこの企画。 正直びっくりしております。ええ。 なのでとりあえず第2回!第1回目は[:next:]こちら 続きましては、HRよりではありませんがこ..
Weblog: 3SIDES トゥ MUSIC
Tracked: 2006-01-26 12:28

ベンフォールズファイヴ『Whatever And Ever Amen』
Excerpt: ギターレス・トリオ、Ben Folds Fiveの2ndアルバム『Whatever And Ever Amen(ワットエヴァー・アンド・エヴァー・アーメン)』。1997年発表。 リンクしてあるの..
Weblog: ROCK野郎のロックなブログ
Tracked: 2007-03-15 12:43
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