2005年12月29日
前の記事の続きで、
ビリー・ジョエル Billy Joelのお薦めアルバムを紹介しておきます。僕のお薦めはちょっと変わってるかも・・・

←CD-EXTRA仕様
まず、最もマイナーなアルバムを最も強力にプッシュしときます!!!ビリー・ジョエルのソロ・デビュー作「
コールド・スプリング・ハーバー」です!
このアルバムはセールス的にはまったく成功せず、長らく廃盤になっていたものですが、ビリー・ジョエルの作った音楽の中で「最も美しい音楽」といってもいいでしょう。まず、ピアノや声の繊細さは、後年のビリーには無い美しさを持っています。そして、時に憂鬱な影を帯びる曲調は、まったく気取らない生身のビリー・ジョエルそのもの。
若きビリー・ジョエルの魂がこもる渾身の一枚です。

←CD-EXTRA仕様
さて、2枚目は大ヒットアルバム「
ニューヨーク52番街」。最高潮のりのりの Billy Joel の作品。「
ニューヨーク物語」「
ストレンジャー」「
ニューヨーク52番街」「
グラスハウス」「
ナイロンカーテン」と、この頃のビリーのアルバムはどれもこれも傑作アルバムですが、なかでも一番のお薦めがこれ。ジャズ・セッションも取り入れたサウンドやビリーの張りのきいた歌声など、ビリーの音楽の中でも最も渋くてかっこいい一枚。とくに4.「
ザンジバル」は必聴!!(しかも、僕が洋楽に入ったきっかけとなった「
マイ・ライフ(My life)」「
オネスティ(Honesty)」も入ってる)

えーと、最後はベスト盤です・・・。別に手を抜こうというわけではありません。ビリージョエルをはじめてきく人には最適の一枚です。2枚組みで名曲ぞろい、まったく息をつく間もない
文句無し最強のベスト盤です。
この記事へのトラックバック
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ビリー・ジョエル 6
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Tracked: 2006-04-12 11:22
ビリー・ザ・キッド
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このころの Billy Joel が一番よかったかなぁ。。..
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ビリー・ジョエル
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ビリー・ジョエル
Excerpt: NO.00014
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ファースト・アルバム。
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ピアノマン
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今話題の謎のピアノマン効果で
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Weblog: Happy☆Lucky
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ビリー・ジョエル 15
Excerpt: NO.00425
ビリー・ジョエルのアルバム『ストーム・フロント』
今日(昨日)はシンドイ1日でした。
足の痛みを堪えての名古屋日帰り仕事でした。
足の裏が痛い為、普通に歩くだけで圧迫..
Weblog: まい・ふぇいばりっと・あるばむ
Tracked: 2006-08-07 00:57
Uptown Girl
Excerpt: ニュースで最近のBilly Joelを拾ってみました。
最近はこんな感じだそうですが、80'sのBilly Joelといえば
このイメージです。80'sのBilly Joelのヒットといえば、..
Weblog: 今日聴いた音楽
Tracked: 2008-02-06 19:38
わたしもビリー・ジョエル好きです。
「ニューヨーク52番街」は青春の一枚かな?
「ザンジバル」ももちろんいいですけれど、わたしのお気に入りは「マイライフ」です。
洋楽にお詳しいようで、これからの記事も楽しみにさせていただきますね。
ザンジバルはマイナーな曲ですがすごくかっこいいのでプッシュしてみました。またお越しくださいー
この1st、はじめてジャケット見ました!ええ〜知らなかった〜!と、ちょっとショック。(どういう意味かは不明です)
今度機会を見つけて聞かなくちゃ!です。
ところで、私も洋楽を聴き始めのころに52ndのHonestyがすごく好きで、初洋楽CDがそれだったんです。(もう一枚はなぜかポール・アンカ&ニール・セダカBEST)
museさんとはツボが近いな〜って思っています。
僕も自分で洋楽を聞き始めた最初はオネスティでしたよー。やっぱり不動の名曲ですよね。
このアルバムは、Blogつながりの方から教えてもらったものです。
いろいろとつながりが出来て、面白いものですね。
ブログやネットつながりの人で似たような趣味の人の意見というのはとても参考になりますよね。コールド・スプリング・ハーバー、マイナーですけど、絶対お薦めの一枚ですね。
「コールドスプリングハーバー」の曲は本当にどれも好きなんですよね。「シーズ・ガット・ア・ウェイ」も「ターン・アラウンド」も美しい。恋愛の喜びと失恋の痛みの両方が、じつに繊細なタッチで描かれているという感じの作品ですね。
「コールドスプリングハーバー」、いいですよね!この作品のよさをもっともっと多くの人に知ってもらえたらいいなと思っています。
「光り輝く才能に誰も気付かなかった・・・」、こういう「売りこみ方」をするんですよね(笑)。たしかにこの作品は全然セールスは伸びなかったのですが、このアルバムの曲を聴いたレコード会社の人がビリーに目をつけたのがきっかけで、次の「ピアノマン」のヒットにつながったという話も聞いたことがあります。まぁ、当然のことですが、あの作品のよさに誰も気付かないなんてことは実際にはありえないことですよね(笑)。
「ファーザー・ザン・ヘヴン」持ってますよ。ハッスルズの2枚目のアルバム(の曲順とタイトルを変えたもの)ですね。以前にここにも書いたことがあります→(http://muse-on.seesaa.net/article/13242569.html)。
「シーズ・ガット・ア・ウェイ」、美しい曲ですよね。単純なようでいて、割りと複雑な音の使い方をしているんですよね、これ。
るーすさんのブログ、ペットのことや、ダイビングのことや、思索的なことなどなど、テーマが豊富で面白いですよー。また、よろしくおねがいします。
偶然にたどり着いたこのページで、一番好きなビリージョエルのアルバムが『コールド・スプリング・ハーバー』だという方に出会えて嬉しいです。私も迷わずにこのアルバムを一番に挙げます。初めて聴いた時からこの10曲全てに感動しましたが、その中でも特に好きな曲は、すごくネガティブな曲ですが胸に響く『トゥモロー・イズ・トゥデイ』です。実はビリーの曲で一番好きです。これを一番に挙げる方はあまりいなそうですよね(笑)あと『グラスハウス』の『愛の面影(セテ・トワ)』も大好きです。
『コールド・スプリング・ハーバー』はビリー・ジョエルの作品の中でもかなりマイナーなので、ファンでも聞いてないという方がいるかもしれないですが、僕にとっては一番お気に入りの一枚です。後の『ポップ・スター』ビリー・ジョエルとはだいぶ印象が違うんですが、一番自然に音が心に響いてくる作品だという気がします。
「Tomorrow is Today」は僕も好きです。このあと「ノクターン」をはさんで「Got to Begin Again」に行く流れが大好きです。『リヴァー・オブ・ドリームス』の後半の流れにもちょっと似てますが。
『Tomorrow is Today』を1回リピートしてから次の2曲にいってます(笑)
『Got to Begin Again』が終わった後は、なんとも言えない気持ちにいつもなります。
ビリー・ジョエルのこの作品は、前半は恋の喜びを歌っている曲もあって軽やかですが、後半で絶望の淵までいって、そして最後に、それでもまた歩き出さねば・・という感じですよね。作者自身の内面の動きに応じてこれほど大きくうねる作品って、ビリー・ジョエルにとっても最初で最後だったんじゃないかと思います。そういう意味でも、特別におもしろい作品だと思うんですよね。
コールド・スプリング・ハーバーがお好きな人にめぐり合うことができて嬉しいです!
昔のレコードでは音が高めだったそうですね。しかし、このアルバムは、気合の入った本当に素晴らしい作品だと思います。この作品がビリーの作品の中で今でもマイナーだというのがちょっと残念です・・。